鼻血が喉の方に流れん込んだときは、必ず吐き出してください。
鼻血を飲み込むと気分が悪くなり、嘔吐を引き起こします。
さらに、後に消化不良を起こしてしまうことも多々あります。
また、鼻血を飲んで吐いたものは血の塊になっていることがあります。
これを見てしまうと余計に気持ちが悪くなり、本人だけでなく周りにいる人も動揺してしまうことになります。
鼻血の処置でしてはいけないことは、首を後ろに曲げたり叩いたりしないこと、仰向けに寝かせないことです。
仰向けにしてしまうと鼻血が喉に落ちてきてしまうので、寝かしたりしないようにしてください。
ですが、寝ているときに突然鼻血が出てしまうこともあるかもしれません。
その場合は出来るだけ早く座らせるようにしてください。
出来ない場合は少し頭を上げる体制にしましょう。
出来れば顔をやや下に向かせるようにしましょう。
万が一鼻血が喉に流れてきた場合は飲み込ませないようにして、吐き出させるようにしてください。
子供にも理解出きる歳であるならば、鼻血が出た時は上を向いたりしないように予め教えておくといいかと思います。
大量の鼻血を飲み込んでしまうと、便にも影響が出ます。
黒っぽい便である、タール便が出ることがあるのです。
タール便は胃潰瘍や胃ガンなどの疾患を患っている場合も出ますが、鼻血を飲み込んだ時でも出る可能性があります。
そのためタール便が出ても、必ず胃や十二指腸の病気という訳ではなく、鼻血などを飲み込んでしまったという可能性も考えられます。