大人でも突然鼻血が出るとびっくりするものです。
そのため幼児だと、鼻血が出ると「怪我をした」と思いこみ、パニックに陥ることがあります。
その時に大人も一緒になってパニックになってしまうと幼児を更に不安にさせますので、大人は冷静に大丈夫であることを伝えて下さい。
不安になると、血圧が上がってしまうこともあります。
血圧が上がると止る鼻血も止らなくなってしまうので、気を付けましょう。
親の同動揺というのは子供を不安にさせるので、鼻血が出た時はまず落ち着くことが大切です。
鼻血の状態をみながら喉に鼻血が落ちないようにする、または喉に落ちてくる鼻血を飲み込まないように注意しなくてはなりません。
濡れたタオルなどを用意して、それを冷やして前頭部やうなじなどを冷やすと気持ちが落ち着くといわれています。
冷やすということで、心臓の鼓動を落ち着かせる効果があるのです。
両目の間、鼻の付け根を冷やすと鼻血を止血する効果があります。
ハンカチで包んだ保冷剤や濡らして絞ったタオルなどで、目を傷つけないよう冷やすのもいいでしょう。
また万が一血液を飲み込んでしまって吐き気が起こったときのために、予めビニール袋や桶などを用意しておくのもいいと思います。
そうすることですぐに対処することが出きるので、慌てることがなくなります。
前もって鼻血が出た時の対処方法を知っておくことで、慌てずに落ち着いて対処することが出来ますので、小さい子供がいる方は鼻血の止血方法を勉強して、それに必要な道具などを用意しておくとパニックにならず、きちんと対処することができるのではないでしょうか。