子供が鼻血を出したら慌ててしまうこともあるかと思いますが、落ち着いて対処するようにしましょう。
小さい赤ちゃんの場合は口で呼吸ができないので、抱っこするか、座らせて出血している側の小鼻を親指か人指し指で押さえてください。
それでも止まらない場合は、鼻にティッシュを太めに丸めて詰めましょう。
脱脂綿は止まってから外す時に鼻血が乾いてくっつき、粘膜を傷つけてしまう場合があるので使わない方が賢明です。
子どもの鼻血は仰向けに寝かすと鼻血を飲み込んでしまうので、多少前かがみにして座らせ、小鼻を圧迫して止め、ティッシュを詰めすぎると鼻の粘膜を傷つけてしまうことがあるので、少しの綿にレモン汁を少し湿らして鼻に詰めるのもいいと言われています。
実はレモン汁には止血作用があるのです。
そのため、レモン汁を少量湿らせると鼻血が早く止る可能性があります。
綿が血で濡れると、また新しい綿にレモン汁を浸したものと取り替えて、これを鼻血が止るまで繰り返してください。
鼻血がとまった後に、鼻腔に血の塊が残ることがあります。
気になると思いますが、これを取ってしまうとまた出血してしまう場合があるのですぐには取らずに、鼻血が治まった2時間後ぐらいにゆっくりと取り除くようにしましょう。
子供の鼻血は急に出る事が多いのでつい慌ててしまいますが、最近は鼻にすぐ詰めることが出来るように棒状になった脱脂綿などが販売されています。
大きな脱脂綿を良いサイズにする時間も短縮することが出来るので、このようなものを用意しておくとすぐに対処することが出来ます。