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悪性腫瘍

稀なことなのでそれほど神経質になることはありませんが、鼻血がよく出る原因に悪性腫瘍ということもあります。 悪性腫瘍は他の組織に侵入や転移して増大し、命を脅かす疾患です。

一般的には癌と言われている悪性腫瘍による鼻血にもいくつかの特徴があります。 まずいつもどちらか片方の鼻の穴から出血したり、鼻をかんだときに少量の血が出ることが続く場合などは悪性腫瘍がある可能性があります。

その中でも比較的多いと言われているのが、上顎洞がんという悪性腫瘍です。 ここが原因の場合は頬が腫れて鼻がつまるようになり、なんだか嫌な匂いがしてくる場合もあります。 ですが上顎洞は歯や眼にも近い場所にあるので、鼻血の他にも視力が低下したり、歯が痛くなったりと様々な症状が出てくることがあります。

鼻血がよく出て、急に視力が低下したり歯が痛くなったりした場合は上顎洞がんである可能性も考えられますので、眼科や歯科以外でもきちんと診てもらうようにしてください。 悪性腫瘍が起こる原因は色々あるかと思いますが、よく考えられているのは遺伝や食事や生活習慣になります。

遺伝は変異しただけではなりませんが、いくつかの要素が組み合わせると悪性腫瘍が出来るといわれています。 生活習慣では喫煙が大きな原因となっています。

食生活も栄養のバランスが悪いと悪性腫瘍になりやすい傾向にありますので、きちんと栄養バランスを考えた食事を摂って規則正しい生活をしましょう。


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