鼻血の原因情報館 TOP → 鼻血の種類 ガンによる鼻血

ガンによる鼻血

滅多にない症例なのであまり心配する必要はありませんが、ごく稀にがんによって鼻血が出ることもあります。 その中でも多いと言われているのが上顎洞がんです。 あまり聞いたことのない名前だと思いますが、これは上顎洞(じょうがくどう)と言います。

上顎洞は上顎の奥歯の上にある骨の空洞部分で、頬骨の奥に存在します。 この空洞部分は鼻腔に繋がっていて、鼻柱骨の所で左右に分かれています。 上顎洞に関係する病気には上顎洞炎というものもあります。 一般的には蓄膿症と呼ばれています。

上顎がんは鼻腔の両側にある上顎洞の片側に発生します。 その特徴は、左右どちらか片方の鼻から出血が見られます。 鼻をかんだりした時に、微量の血が混じるということが続きます。

鼻が詰まって、なんだか嫌な臭いがするということもあります。 また頬が腫れてしまうこともあるようです。 症状としては身体がだるい、顔色が悪くなる、鼻血が良く出て止まらない、頭痛や吐き気があるなどです。

上顎洞は目や歯にも近い場所なので視力が低下したり、歯が痛むなどの症状が出ることもあります。 歯痛になると歯科に行くと思いますが、その際に微量の鼻血が続いている場合はわずかではありますが、悪性腫瘍が原因の可能性もあるということを覚えておいてください。

しかし初期症状というのは殆ど無いので、症状が出ているという事は周囲組織への浸潤があると思われます。 この場合は進行がんである事が多く、初期癌で発見される事は少ないようです。


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