鼻血の原因はキーゼルバッハ部位を傷つけてしまったことによるものですが、これ以外でも病気が原因で鼻血になることもあります。
鼻の病気である可能性の方が高いですが、全身による病気によって鼻血が出ることもあります。
鼻の病気だと腫瘍や蓄膿症、鼻炎などがあります。
鼻や鼻付近に出来る腫瘍というのはとても稀で鼻血が出ることは少ないですが、何度も出血する際は腫瘍の可能性が考えられます。
鼻血が繰り返して出るときはまだ早期である場合が多いので、早めに病院に行くようにしましょう。
最近は鼻血の原因に花粉症を始めとした、アレルギー性鼻炎がとても増えています。
これは大人、子供関係なく増加しています。
鼻炎があると鼻の粘膜がただれてしまうので、鼻水が出て鼻をかんだりするなどの少しの刺激でもすぐに出血してしまうようになります。
しかし鼻炎による鼻血の場合は心配するようなことはないので、耳鼻咽喉科などで鼻炎の治療を行うことで楽になり、鼻血もあまり出なくなるでしょう。
全身の病気によって出る鼻血には高血圧や動脈硬化、肝臓疾患などがあります。
人工透析中をされている方や、血液の病気である白血病や紫斑病などが原因でも鼻血は起こります。
これらの病気が原因で鼻血が出る場合は病気の治療に専念しなければなりませんが、鼻血が出た場合、このような病気であるということも考えられるので注意するようにしましょう。
それほど神経質になることはないので、頭に留めておくだけでいいと思います。