長時間鼻血が止らないと不安になるかと思います。
その原因は様々ですが、鼻血が長時間止らない場合はきちんと病院で受診しましょう。
鼻の粘膜は薄くて傷つきやすいので、特に子供のときはよく鼻血が出ることがあります。
しかし粘膜が傷ついて起こった鼻血であれば、きちんと止血処置を行えば通常は10分〜15分で止ります。
15分以上経っても鼻血が止らない場合はアレルギー性鼻炎、高血圧症、出血性疾患、血友病、白血病、再生不良性貧血などの疾患がある可能性もあります。
その他には、血液疾患ということも考えられます。
血液のガンと言われている白血病などの場合は、血小板が減少してしまいます。
そのため血が出た場合は出血しやすくなり、なかなか血が止らなくなります。
ですが白血病などの場合は痣が出来やすくなったり、貧血になったりするので、鼻血よりも前にそちらの症状で気づくことが多いかと思います。
鼻血がよく出ても発熱や痣など他の症状が全くない場合は、鼻血に重大な病気が潜んでいるということはあまり多くないので、あまり心配しなくても大丈夫です。
それでも不安な場合は病院に行って、検査してもらうようにしましょう。
また重大な疾患でない場合は、お茶碗1杯くらいの鼻血が出ても問題がないと言われています。
しかし洗面器一杯の鼻血が出た場合はすぐに病院に行くようにして下さい。
鼻をぶつけたなどの外傷で鼻血が長時間止らない場合もすぐに病院に行くようにしましょう。