肝機能障害とは、肝臓が障害を受けて正常に働かなくなる疾患のことをいいます。
初期の頃は殆ど症状はありませんが、進行すると吐き気や食欲不振などの症状が出てきます。
肝機能障害によっても鼻血が出る場合があります。
肝機能障害が起こる原因は、アルコールの飲みすぎやウイルス感染などがあります。
どちらの場合でも肝臓が硬くなってしまって、そのことがきっかけで細胞の破壊と再生が繰り返されることによって肝機能に障害が生じます。
中高年、40歳前後から老年期の方で鼻血がよく出たり、中々止らないという場合は動脈硬化、高血圧、肝機能障害などの影響がある場合があるので注意するようにしましょう。
鼻血が出るのは高血圧で血管が浮き出ていたりするので、少しの刺激でも鼻血が出てしまうのです。
高血圧なので、一度鼻血が出ると中々止らないという傾向にあります。
肝臓は出血したときに血を固める作用のある血液凝固因子が作られているので、肝臓疾患や肝臓の機能が低下している方は血が出ると中々止らない出血傾向にあることが多いようです。
治療の方法は原因によって違ってくるので、鼻血が頻繁に出る場合は病院に行って肝臓の検査を受けるようにしましょう。
アルコールにはリラクゼーション効果やストレスの解消の効果がありますが、長期に渡って過剰に飲酒を続けた場合、確実に胃、肝臓、すい臓、胆のうなどの臓器をはじめ、全身に悪影響を及ぼす原因にもなります。
特に肝臓にはとても影響するので、肝臓の機能が低下している場合は控えるように気をつけて下さい。