鼻血が出やすい人は普段の食生活を見直してみるようにしましょう。
鼻血の一番の原因とされているのは、鼻の中のキーゼルバッハ部位という所からの出血です。
キーゼルバッハ部位は粘膜が薄くて毛細血管が集中しているところなので、何らかの理由で鼻の粘膜が傷ついたりして外的刺激を受けると、すぐに出血してしまいます。
鼻血を予防するには、血管を強くする食材が必要になります。
鼻の毛細血管だけでなく、血管というのは臓器と同じで、たんぱく質から出来ています。
そのため、良質のたんぱく質を摂取することで血管を強くすることができるのです。
たんぱく質にはお肉や魚介類などの動物性の食品に含まれている動物性たんぱく質と、大豆製品に多く含まれている植物性たんぱく質の2種類があります。
動物性たんぱく質が最も多いのは牛肉ですが、豚肉やカロリーの低い鶏肉などもいいでしょう。
また良質のタンパク質を持つ食材の代表として、マグロや鶏卵が挙げられます。
基本的には、大部分の肉類や乳製品は良質なたんぱく質を含んでいます。
たんぱく質が不足すると血管が弱くなるだけでなく、脂肪ばかりでなく筋肉も減ってしまうため、体力もなくなってしまうのです。
たんぱく質をきちんと摂取していないと体内の筋肉を使い、体内で必要な酵素やホルモンを作るような体質になってしまいます。
そうすると血管壁の細胞が少なくなり細胞分裂が遅くなるので、傷口なども塞がりにくくなります。
そのため積極的にタンパク質を摂取して血管を強くし、鼻血が出にくい体質を作りましょう。